「福井市当局の改悪提案は絶対に許さない!」総決起集会を開催
県本部は、5月21日、福井市・アオッサで「福井市当局の改悪提案は絶対に許さない!」のスローガンのもと総決起集会を行い、214人の仲間が結集しました。
集会には、自治労加盟単組はもとより、連合福井に結集する民間産別の仲間からも多くの参加があり、今年2月の大雪対応による財源不足を理由にした職員の給与削減方針に断固反対していく姿勢を示しました。
あいさつに立った県本部・橋岡克典執行委員長は、「今回の提案は不眠不休で災害対応にあたった職員に対する暴挙。十分な議論がないまま、6月議会に上程したいとするスケジュール感もありえない」と述べ、5月24~25日に東京で開かれる中央本部の第155回中央委員会にて報告し、全国の仲間へ支援の輪をひろげていくとしました。
また、来賓を代表して連合福井・横山龍寛会長、県本部組織内・協力議員を代表して越前市議会議員の三田村輝士議員から激励のあいさつを受けました。
■前例のない提案、官民含め全国への波及を危惧
続いて、福井市職労・野田哲生執行委員長から、”労使合意のない給与削減は不当であり、議会に上程させない”、”職員給与で補填すれば人材流出やモチベーション低下を招き、公共サービスの低下につながるため、提案を撤回させる”などの闘争方針が示され、人件費削減による短期的な解決でなく、中長期的な財政再建の改善策を求め、労使協議を進めていくことが報告されました。
続いて、連合福井加盟の民間産別を代表して、UAゼンセン福井県支部・林憲治支部長から、「今回のような自治体の賃金カットは民間企業にも悪影響を及ぼしかねない。連合福井に結集する仲間とともに全力で支援していく」と、激励と連帯のメッセージを受けました。
最後に、橋岡執行委員長が団結ガンバローを行い、連合福井と自治労福井県本部に結集し、今回の不合理な提案に断固反対していく決意を固めました。