看護職員の離職防止と労働条件改善を求める署名運動を!
現在の医療現場は人員不足による長時間・過密労働となっており、夜勤・交代制勤務に従事する看護職員の労働環境は日々厳しさを増している状況にあります。また、東日本大震災によっても、地域医療を担う医師・看護師・保健師等の人材不足が明らかとなりました。
自治労中央本部は、全国300万筆の署名提出を目標に運動を開始しました。福井県本部は、組合員数を目安に約35,000筆が目標となっています。
<署名要請事項>
①看護職員の夜勤・交代制勤務環境の改善に向け、夜勤回数および夜勤時間数などについて制限を盛り込んだガイドラインを策定すること。
②ILO第149号看護職員条約等の批准にむけ、国内法の整備(1日8時間・週32時間以内労働、勤務間隔12時間以上等)を行うこと。
③診療報酬における看護職場の月平均夜勤時間数について、現行の「72時間以内」を「64時間以内」とすること。
自治労福井県本部は、2012年4月28日、第83回福井県中央メーデー(連合福井主催)において街頭署名活動を実施しました。嶺南・丹南地区メーデーでも実施し、3日間で1,159筆の署名を集約しました。