福井県地方自治研究センター

越前市職 「みんなが生きやすい社会を考える講演会」を開催

2017.03.13

 性のありかたには多様性がある

「自分の当たり前」が「相手の当たり前」とは
限らない

  

 3月7日、越前市職員組合の自治研推進委員会は、「みんなが生きやすい社会を考える講演会」を開催しました。当日は市職や自治労丹南連絡会の仲間約110名が参加しました。
 

 弁護士として活躍される南和行氏を講師にお招きし、同性愛者である自分自身のことやパートナーのこと、家族にカミングアウトしたときのことなどについてお話しされるなかで、性のあり方(性的指向・性自認(通称SOGI))には多様性があり、性的マイノリティはLGBTの4つに明確に分類することができないということを改めて理解しました。「性」は多様であり「自分の当たり前」が「相手の当たり前」とは限らない、「思う自由」はあっても「人を傷つける自由」はないことをわかってほしいと伝えられました。
 

 また、大阪市淀川区の「職員に対する研修」や「SOGIに関する情報発信」「相談窓口の設置」などの取り組みに触れ、予算や時間をかけなくても自治体ができることはたくさんあり、そのような施策が性的マイノリティにとって大きな支援になるということを学びました。 
 

用語解説】「SOGI」
Sexual Orientation and Gender Identityの頭文字をとった言葉で、「性的指向・性自認」を表します。「性的指向」とは、「性」に関して関心が向くのはどちらかということです。「性自認」とは、心の性別のことで身体が男であろうと女であろうと関係なく、自分の「性別」をどのように「自認」しているかということです。「性的指向・性自認」によって誰もが「自分の性」があり、数の多い少ないはあるものの多様性があります。 
 

 「知らない」から「傷つける」悪循環◆「知らない」から「わからない」   ◆「わからない」から「気付かない」  ◆「気付かない」から「傷つけてしまう」◆「傷つけられる」から「言い出せない」◆「言い出せない」から「伝わらない」◆「伝わらない」から「知らない」ままになる


 
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